REPORT

活動報告

『バイオオス® コラーゲンを活用した臨床アプローチと実践』ハンズオンセミナーを開催いたしました

先日、ガイストリリッヒ社(Geistlich)の新製品・話題の補填材である「バイオオス® コラーゲン(Geistlich Bio-Oss® Collagen)」を活用した臨床アプローチと実践について、講師としてハンズオンコースを開催いたしました。先日、ガイストリリッヒ(Geistlich)社の注目の新製品である骨補填材「バイオオス® コラーゲン(Geistlich Bio-Oss® Collagen)」を活用した臨床アプローチと実践に関するハンズオンコースが開催され、講師を務めさせていただきました。

本製品は国内で新たに展開される注目の材料であり、それに伴い今回のハンズオンセミナーも日本国内で初の開催となりました。このような記念すべき日本初のセミナーにおいて講師を拝命しましたことを、大変光栄に思っております。

受講された先生方にとって、今後の臨床にすぐ役立つような実践的な手技と知見をお伝えできるよう、精一杯努めさせていただきました。

全国から志の高い歯科医師の先生方にお集まりいただき、エビデンスに基づく最新知見の共有から顎骨模型・豚顎を用いた実習まで、熱気あふれる大盛況のセミナーとなりました。


バイオオス® コラーゲンの生物学的特長と臨床的応用について

講義パートでは、脱タンパク脱灰脱脂牛骨補填材(Bio-Oss®)に10%の猪由来高純度ポルシンコラーゲンを複合化させた「バイオオス® コラーゲン」のマテリアル特性について詳細なディスカッションが行われました。

顆粒状のBio-Oss®が持つ高い体積維持能と遅吸収性というアドバンテージを維持しつつ、コラーゲンを付加することで得られる「操作性の劇的な向上」「血流との馴染み」「適応部位への親和性」についてエビデンスをもとに深掘りいたしました。




臨床応用と適用症例(適応症の拡大)

本マテリアルを実際の臨床や実際の手術にどう生かすかという点において、以下の手技・症例に対する具体的なプロトコルと知見が共有されました。

  1. Ridge Preservation(ARP / 抜歯窩温存術)
    抜歯窩への填入において、ブロック状にトリミング可能なバイオオス コラーゲンは顆粒の漏出を防ぎ、プライマリークロージャーが難しい抜歯窩でもスペースメイキングと血清・血餅の保持に極めて有効である。

  2. 上顎洞挙上術
    上顎洞粘膜(シュナイダー膜)直下への移送時、ブロック形状を保ったまま挿入できるため、膜損傷のリスクを低減しつつ安定した骨補填が可能となるテクニック。

  3. 1〜2壁性骨欠損・インプラント周囲骨欠損へのGBR
    顆粒補填材で起こりがちな「圧迫による流失」や「形態保持の難しさ」をコラーゲンマトリックスが補い、メンブレン設置前のスペース確保を安全かつ迅速に行える利点がある。

  4. 歯周組織再生療法・垂直的骨欠損への応用
    深い垂直的骨欠損や根分岐部病変における再生療法において、コラーゲンマトリックスによる優れた賦形性と血餅の保持能が、再生スペースの確実な維持(Space Making)と成長因子の保持に寄与し、予知性の高い骨および歯周組織再生を創出できる利点がある。


ハンズオン(実習):模型および豚顎骨を用いた臨床テクニックの習得

実習パートでは、精巧な顎骨模型ならびに豚顎骨を使用し、豊富な時間を確保してトレーニングを行いました。

実際にバイオオス コラーゲンに生理食塩水や血液を含ませた際の適切なコンデンセーション感、欠損形態に応じたトリミング技術、さらにはメンブレン(Geistlich Bio-Gide®)との併用テクニックや減張切開の手技に至るまで、緻密にレクチャーを行い、受講生の先生方に体感・修得していただきました。

受講された先生方へ

バイオオス® コラーゲンは、単なる補填材のバリエーションにとどまらず、これまで難易度の高かった骨再生手技やARPのハードルを下げ、予知性を高める強力なツールです。本セミナーで得られた生物学的根拠とハンドリングの感覚が、先生方の明日からの日常臨床に即座にお役立ていただければ幸いです。

受講いただいた先生方からは「ブロック材のハンドリング感覚を手に覚えさせることができ、次のオペでのイメージが完全に湧いた」「ARPやソケットリフトでの使いどころと限界値が明確になった」といった大変熱量のあるフィードバックを多数頂戴いたしました。

ご参加いただきました先生方、そして多大なるご協力を賜りましたガイストリッヒ社をはじめとする関係各社の皆様に、心より深く御礼申し上げます。

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