【開催報告】THE STANDARD Module7 2期(2025年9月28日・29日)
- DATE
- 2025年09月28 開催
- DOCTOR
- 辻翔太
2025年9月28日(日)・29日(月)の2日間、「THE STANDARD 2025」の第7回目を無事に開催いたしました。今回は、インプラント補綴の講義・実習に焦点を当て、臨床現場で直面する課題解決に繋がる知見を深く探求する貴重な機会となりました。
第7回のテーマは「インプラント補綴の講義・実習」でした。
インプラント治療の成否を分ける「最終補綴物」。単にインプラントを埋入する技術だけでなく、「いかに長持ちし、機能的にしっかり咬め、美しい補綴物を入れるか」という、歯科医師としての真価が問われる部分に深く切り込みました。
たくさん条件がある中で最も重要な鍵となるのは、「正しい資料採取と知識、技工士との連携」です。
顔貌写真の重要性:なぜ、ただの口腔内写真ではダメなのか? 顔全体と調和した補綴を設計するために必要な、「生きた情報」の取り方を徹底解説しました。
理想的な補綴を作成するための具体的な資料:技工士へ的確な指示を出し、意図通りの補綴を完成させるために、必須となる資料と記録の条件を明確にしました。
これらの知識は、最終補綴物の精度を飛躍的に高め、技工士との連携レベルを一段階引き上げるための、まさに「設計図」となるものです。
理論を学んだ後は、すぐに実践へ。
実習では、「機能的なプロビジョナルレストレーション」の作成に重点を置きました。プロビジョナルは単なる仮の蓋ではありません。これは、最終補綴の成功を保証するための「テストドライブ」であり、顎位、咬合、歯肉のラインを調整する最も重要な診断ツールです。
ワックスアップ:補綴の形態と機能の原則を深く理解し、手先を動かしながら体に染み込ませる作業を行いました。
プロビジョナル実習:清掃性、審美性、そして咬合の安定性を満たすプロビジョナルを自らの手で作り上げることで、最終的な補綴のゴールイメージを明確にしました。
ご参加の先生方からは、「補綴の設計がいかに重要か再認識できた」「ワックスアップとプロビの持つ意味が変わった」と、大きな手応えを感じていただけたようです。このセミナーでの学びが、先生方の臨床スキル向上と、患者様のQOL向上に直結することを願っています。
今回のセミナーで、THE STANDARD(2期)も無事に最終回を迎えることができました。
次回は、2026年3月1日からTHE STANDARD(3期)が開始となります。
今後も、さらなる高みを目指す先生方にお会いできるのを心より楽しみにしております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!



