【開催報告】THE STANDARD Module7 3期(2026年9月6日・7日)
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2026年9月6日(日)・7日(月)の2日間、大阪にて「THE STANDARD 2026」の第7回目(Module 7)を開催いたしました。テーマは『インプラント補綴 講義・実習』。インプラント補綴設計から最新のマテリアル選択、エマージェンスプロファイルの構築まで、インプラント補綴の長期安定性に不可欠な理論と手技を凝縮してお届けいたしました。
講義・実習:インプラント補綴の理論とエマージェンスプロファイルの構築
前半の講義では、力学的整合性と残留セメントリスクを考慮した「スクリュー固定 vs セメント固定」の選択基準や、スクリューアバットメントの臨床活用を解説。さらに、インプラント周囲組織の生物学的幅径を考慮したプロビジョナル調整法、カスタムインプレッションコーピングによる軟組織形態の採得、ジルコニアやTi-baseの物性比較、咬合構成の付与について深掘りいたしました。
実習では、審美領域におけるエマージェンスプロファイルの付与手順、プロビジョナルを用いた形態カスタマイズ、正確なファイナル印象採得と締結トルク管理などの一連の臨床テクニックを修得していただきました。
診断の重要性:トップダウンアプローチと力学的・生物学的調和
本モジュールで最も強調したのが、単に「被せ物を入れる」のではなく、補綴主導型の埋入計画と最終補綴物を高度に一致させる診断力です。
クラウンーインプラント比、カンチレバー制限、プラットフォームシフティングによる骨吸収抑制効果など、力学・生物学の双方をコントロールできるかが成功を左右します。長期的な組織の健全性と審美性の両立には、清掃性に優れた補綴形態が不可欠であることを再確認する機会となりました。
受講生の先生方による症例相談とディスカッション
後半には、受講生の先生方による症例相談とディスカッション、続いて講師からのフィードバックが行われ、症例をかなり深く考察する非常に学びの深い時間となりました。
今回が最終回となるModule 7では、コース修了に伴うサーティフィケート授与式を執り行い、全員でこの1年間の歩みを振り返る貴重な時間を共有いたしました。
受講された先生方へ
インプラント補綴の真価は、装着時だけでなく数年・数十年後にわたってトラブルなく機能し続ける「長期安定性」にあります。正確な設計と軟組織マネジメント、清掃性を担保した補綴形態という基本原則を深めていただけたのであれば幸いです。
受講後は「プロビジョナルを用いた軟組織調整がクリアになり、審美領域の症例に即活用できる」「周囲炎を予防するための補綴設計基準が明確になった」といった力強い声を多数いただきました。
この1年間「THE STANDARD」で探求された知見と技術を、今後の臨床で存分に発揮していただけますと幸いです。 受講生の先生方、1年間本当にお疲れ様でした。そして、誠にありがとうございました。
来年度のTHE STANDARD2027コースでも、さらにアップデートした臨床知見をお届けいたします!







