【開催報告】THE STANDARD Module2 3期(2026年4月5日・6日)
- DATE
- 2026年04月05 開催
- DOCTOR
- 辻翔太
2026年4月5日(日)・6日(月)の2日間、大阪にて「THE STANDARD 2026」の第2回目(Module 2)を開催いたしました。
今回のメインテーマは、歯周治療の核となる『非外科治療および歯周形成外科(Periodontal Plastic Surgery)』。単なる知識の習得に留まらず、緻密な手技を「自分のもの」にするための、極めて濃密なプログラムとなりました。
1. 「非外科」の限界を見極め、「外科」でその限界を超える
初日は、歯周病治療のゴールを再定義することから始まりました。非外科的療法におけるバイオフィルム制御の重要性を再確認しつつ、臨床家が最も苦慮する「解剖学的制約」にどう立ち向かうかを深く掘り下げました。
特に根分岐部病変(Furcation Involvement)の分類と、それに対する戦略的アプローチについては、最新のエビデンスに基づいたディスカッションが展開されました。
2. 豚骨実習でも徹底的にトレーニングへ
2日目のハイライトは、徹底したハンズオンと豚骨を用いた実習です。 歯周形成外科において、フラップのデザイン、減張切開の精度、そして縫合技術の一つひとつが予後を左右します。
受講生の先生方には、以下のステップを繰り返しトレーニングしていただきました。
「血流を考えて、手術を行う」という、文字面では簡単に見える基本がいかに奥深く、そして結果に直結するかを、実習を通して文字通り「手に馴染ませる」時間となりました。
「THE STANDARD」が目指すのは、一過性のテクニックの伝授ではありません。歯科医師としての「標準(スタンダード)」を一段階引き上げ、患者さんのQOLを生涯にわたって支え続けるための「揺るぎない診断軸と手技」の確立です。
今回のModule 2を経て、受講生の皆様の眼差しがより鋭く、かつ優しく変化していく様子に、大きな手応えを感じております。
次回、Module 3ではさらに踏み込んだ治療戦略を展開いたします。共に臨床の深淵を探求していきましょう。




